2022年12月16日金曜日

自称アフターコロナのインドへ行ってきた〜日本へ帰れない!編 Vol.3〜

positive reaction diary Episode 3 ⁡ 

7月13日 7時前、看護師さんがホットミルクを配りに来てくれた。

甘い。非常に甘い。歯が溶けそうだ。 インドのミルクは何も入れなくてもほんのり甘く美味しい。シュガルは入れなくてもいいと思う。

透明の液体2本を注入。 8時半に朝食が届く。 イドゥリだ。美味しい。




お天気も上々で、風が強く吹いて気持ちいい。 入浴剤みたいなあの錠剤ふたつ、食後に処方される。 いいのか悪いのか、私は郷に従うのが得意だ。飲み込むのもちょっと慣れてきた。

午前中は気持ちがいいのでドアを開け放して、せっかくだから瞑想に勤しむ。 いつも通り1時間以上遅れてチャイが運ばれる。 コーヒーも選べるけどチャイをオーダーしている。 ひよこ豆を茹でただけな感じのスナックも付いていた。カレーリーフも一緒に茹でてるみたい。 素朴で美味しい。

ドクターの回診。特に異常なしと伝える。 退院の日はいつ?と尋ねる。 “フライデー”と言ったので、それまでに診断書を用意してもらうよう、記載事項も伝えておく。 大幅に遅れてランチが運ばれる。 バナナの葉に包まれた大量のごはん。 少なくしてと頼んだけれど、もちろん聞いちゃあいない。

 PCRでお世話になった男の人が来た。 どうやらここの病院の人だったらしい。 金曜日に再検査するという。 ちょっと待って?!早過ぎひん? 実は看護師の娘に聞いたら、PCRは感度がよく、感染力がなくなってもしばらく陽性に出るっていうのだ。慌ててググってみるとなんと平均20日以上出続けると書いておるではないか。 ヤバい。帰れない。娘の務める病院も10日の隔離期間が過ぎれば検査なしで復帰可能だそうだ。検査しても陽性が出やすく、そうなるとなかなか仕事復帰出来ないかららしい。 “まだ1週間ほどなのに検査?そりゃあ陽性になるに決まってる!”というと”ノーノーノーネガティブ、ネガティブ”と、看護師と一緒に笑いながら答える。 もしこれで陰性なら逆に怖い。 なんなんだ?!あの液体は?あのタブレットは?!謎が謎をよぶ。

再び遅れて3時のチャイ。 部屋の前の庭をぶらつく。 奥はシーツなどの洗濯場になっている。 ちゃあんと神様も祀ってある。



風でグルモール(鳳凰樹)の花がたくさん落ちて赤い絨毯になっている。 この解放感があってよかった、とつくづく思う。



ちゃんと遅れて晩ごはんが運ばれる。 ドーサをオーダー。 美味しい。 本日も3回2本の注入と2個のタブレットを服薬。 

夜はテレビでシヴァ神とパールバディの神様ドラマを観る。かなりぷっくりしたシヴァ神とピアスやら髪飾りやら、アクセサリー全てルドラクシャでキメキメのパールバディ。 話はタミル語なのでさっぱりわからない。 もう寝る。