なぜかここ1、2年、本を少し読んでは飽きてを繰り返し
読みかけの本だらけになってしまってる。
集中力がなくなってしまったのか、好奇心が薄れたのか
本を買って満足して終わり、みたいな感じ。
それが最近また読書熱が高まり、読みかけの本を読みあさっている。
「好日日記」季節のように生きる 森下典子著
「日日是好日」を読んで感動したので、買ったもののほぼ読まずに数年経ってしまった本。
今ならずんずん読めるわ。
季節を丁寧に感じる生活は、心を穏やかにしてくれる最高のお薬やなあと思わせてくれる。
お茶のお稽古の時間は、ヨーガの練習の時間とおんなじ。
その瞬間こそ全てを与えてくれていることに気づく時間なのだ。
お茶のお稽古の時にかけられている掛け軸も興味深い。
「清流無間断」(せいりゅう かんだなし)
渓流が絶え間なく流れるように、常に活動しているものは、よどみがなく清らかだ
「柳緑花紅」
柳は花になれないし、花は柳になれない。柳は緑に茂ればいい。花は赤く咲けばいい。
掛け軸の言葉にハッとさせられたり助けられたり。
「お詰(末客)」にお菓子をまわす時は真ん中にひとつお菓子が残るように。
「最後のお客様のところにお菓子がまわった時、「残り物」という感じがしないでしょ」
お菓子ひとつ、置いてある場所で意味まで変わってくることを学んだり。
あーーーあたし雑に生きてしもうてるわあ。。。。
と気づかせてくれる本です。