毎回とっても楽しみにしているマーク先生のおはなし
今回のテーマは「ヴィシュヌ」
賢者ナーラダがヴィシュヌにこう尋ねることからお話がはじまります
「マーヤーとはなんですか?」
そしてヴィシュヌはあらゆる方法でナーラダにマーヤーとは?を現してゆきます
インドの神話ってほんとうにおもしろい
マーヤーとは?
イリュージョン?
この物質世界はマーヤーだといいます
じゃあなんのためにそれはあるの?
たくさん経験するためにあるのです
何を経験するため?
自分とは何か?何のために生まれてきたのか?
を経験するために
そしてそれは自分自身の中の神聖さに触れるため
そのためにこの世界=マーヤーがある
内なる神聖さに触れるとき
その神聖さから創造されるものはマーヤーから生まれるのではなく
そのマーヤーの源
すべての源から創造されるもの
日々の生活の中に沸き起こる
家族や恋人や花や蝶やこの世のあらゆるものへの
愛する気持ち
愛おしく想う気持ち
そのハートとハートのつながりこそが源と触れている神聖さ
ハートの中の均衡な状態
ヴィシュヌはその均衡さを現す神
マーヤーとは
その神聖さに触れさせてくれる素晴らしき世界
それとともに既成概念
ものごとはこうあるべき
という概念がマーヤー
その概念をこえたところに神聖さが宿る
神聖さから創造される行いは
行いではなくなる
それはただただ
「愛」なんだ