ニューヨークの僧院から
トゥルクさんというお坊さんが来られ
一週間ほど瞑想についてのレクチャーをされました
ある日レクチャー後の質疑応答の時
突如大きな声で質問をしたのは
スワミ・アルジュナ
サンフランシスコのセンターで20年ほど
キッチンスタッフとしてカルマヨガをしたのち
出家されたそうだ
「わたしはいつ肉体を離れることができるのでしょうか」
耳が遠いのでその声はひときわ大きく響いた
「それはわかりません」
トゥルクさんが答える
「死が訪れたとき、この世に執着を残さないでください。死んだ後もまた選択があります」
「小鳥が枝から飛び立つように肉体を手放すのです」
なんて美しい表現なんだろう
いつその時が来ても
小鳥が枝から飛び立つように
羽ばたけるよう
今を生きよう