ペルーのリマから
長距離バスでクスコへ
なんと一歩もバスの外に出ることを許されなかったので 笑
ただただ
車窓を眺めて過ごした
24時間
ほんの一瞬で過ぎ去るその絵画のような窓枠の中の景色は
何故だかぜんぜん飽きなくて
ひたすらぼぅっと眺めてた
あ、きれいなお花
あ、屋根に風見鶏みたいなのがある
あ、雲が切れてきた
あ、お墓がある
まるで
アーサナしてるときみたいだな
そこに意味はなく
そこからつながる物語もなく
ただただ
呼吸を
体を
ながめている
変化するもの
変化しないもの
ながめているうちに
気付くのかもしれないな