昨日どうしても観たかった映画
「きっとうまくいく」
を観に行ってきた
今を生きることの素晴らしさ
自分にとって本当に大切なことって何?
これってヨーガそのもののテーマ
さすがインド映画やねー
映画の主人公であるランチョーはとっても自由人
そして映画を観てるあいだ中ランチョーとオーバーラップしていた人物
その人を思い出し重ねていた
それがこのあいだお店の買い付けで行った沖縄でお世話になった宿のお母さん
とっても発想が自由で豊か
固定観念というものが全くないの
そのうえ情熱的で愛情が豊か
お店を始める前に出会えたのは何かのメッセージやったんやなと思う
彼女の辞書にに「こうでなければならぬ」という文字は見当たらない
まさに
「All is well !」
なんくるないさ~とどんなものごとも柔軟に乗りこなす
たとえば椅子
お年寄りには背が高すぎて足が床に届かない→椅子の足を切った
これってすごいことやねん
ふつう施設では牛乳パックとかで箱作って足台作ったりするねん
椅子の方を切るっていう発想ってなかなかないよ
これが大ウケで施設にたくさん寄付したんだって
それも拾ってきた椅子で!エコやぁ~
台所にあった中華料理屋さんでよくみる円卓が二重になって真ん中がくるくる回るテーブル
聞いたら自分で作ったって
家族が増えて長い長方形のテーブルやと場所もとるしおかずも遠くて取りづらい
そこで半円の大きな板を4枚交互に重ねその上に回る小さな板をのせて中華テーブル完成
くるくる回したらおかずもとりやすいし丸いと縦長より大人数でも小さいスペースでおさまるやんって
そんな彼女の発明品が家のいたる所にある
ざる利用のランプシェード
鍋のふた利用の時計
さてこのお部屋の中にいったいいくつ発明品があるでしょう~
ちなみに手前のカウンターテーブルも手作り
そしてどれもがリサイクル廃材というからおったまげる
モズクのチジミふう
これも海でとってきたモズク
ローズマリーのパン
アメリカンサイズ!!!
朝ごはんにと手作りのパンやチヂミなどバイキング形式で出してくれる
しかもお金とらないのよ
サービスだって
真夜中に泡盛で乾杯する私たちに作ってくれたゴーヤチャンプルー
お母さん手作りのおかずが次々登場する
そして沖縄の歴史も語ってくれた
宿では修学旅行生もたくさん受け入れているので子供たちに必ず沖縄の歴史を伝えるんだそう
沖縄の人たちは私たちには計り知れないような
たくさんのつらい思い出がある
沖縄の人たちはそれを受け入れる寛容さ広さがある
憎んでも仕方がない
赦すのだと
その痛みを二度と繰り返さないように伝えていく義務があると
愛がいっぱいなんだなぁ
「All is well ! って言ったら苦しみが消えるのか」と聞かれてランチョーが答えたことば
「苦しみは消えないけど鈍感になるよ」
この鈍感力は生きる力そのものなんやないかなーと思う
お母さん見てたら本当にそう思う
こうでなければならないという概念がないからどんな人にも寛大でおおらか
なんくるないのです
世の中
こうでなければならないことなんて実はほとんどないんやなぁと沖縄やインドに行ったら思い知らされる
日本にいるとなかなかそうはいかないこともあり
それもまた私には必要な学びなんだけど
なにより人生が楽しくて楽しくて仕方がないという太陽のようなお母さん
そして自分も楽しみながらまわりの人に愛情たっぷりの奉仕
たぶん本人は奉仕だなんて思ってないやろうけど
人生の目標にしたい素晴らしい人に出会えて
ティケティケメンバー全員感動の沖縄旅となったのでした
All is well !
月桃咲く
雨の沖縄もいいもんです