すれ違う人に道を聞きながら山を登っていくと
どんどん道と言われる道はなくなって
どうみてもけもの道やん〜っていう崩れ落ちそうな崖を両手両足で登って行く
しかも私だけチャッパル(ビーサン)やし
足の親指と人さし指でぎゅっと鼻緒を掴みながら必死で登る
これ散歩ちゃうやんかー
たまに見かける人がいたら必死で声かける
「イイワイン村ってどこ?この道であってるん?」
どうやらこのけもの道を登ったまだ上らしい
けもの道を抜けたら石段に出た
途中
麦畑や大きな松の木
麦畑や大きな松の木
ようやく2時間かかって村に到着
牛小屋
村の人たちとティアラ
村には小さなシヴァ神の祠があって
そこでひと休み
そしてまた山を下る
下りは石段をひたすらおりて行く
行きのけもの道はどうやら遠回りやったみたい
往復4時間
しんどかったけど
きれいなお花や大きな木やどんどん小さくなっていくガンガーを眺めながらの山登りは楽しかったな
大きな木やいっぱいの草をしょって登ったりおりたりする村人たち
すんごい足腰や
子供もお年寄りもない
ずんずん歩く
人のからだって使えば元気に動いてくれんねんやーと改めて思う
それといつも感心なのがインドの子供達の働きっぷり
一生懸命物を売ったり荷物を運んだり
えらいなー
学校へ行く子供達とすれ違う荷物を運ぶ子供たち
日本では考えられないけどカルマを受け入れているというかなんというか
潔い
そう思うのです
その夜、クリシュナさんが
「あそこはトラが出るけどこっちが静かにしてたら何もしないから大丈夫だよ〜」
ってさらりと言う
ひょえーーーーーっ
トラって・・・・
無事帰宅できてなによりでしたとさ