午前10時
リシケシバススタンド
ここからバスに乗ってウッタラカーシへと向かいます
バスの時間まで
まずはチャイ
いっつも思う
インド人はよくチャイ屋(に限ったわけではないが)でたむろしてる
しかも大の大人たち
彼らはいったいどんな仕事をして
どんな一日を過ごしているんだろう
GPSつけて調査したい
この大人がいつものんびりチャイ飲んでる感が
たまらなく私をインドに帰りたい病にさせているのだ
バスに乗ったら
物売りが次々やってくる
このゆる~いキーホルダー
これもまた私をインドに帰りたい病にさせるのだ
みてん
トウモロコシくん
横分けやで
キュンキュンしちゃうわ
バスはどんどん山を登っていく
途中ごろんごろん大きな石が道を阻んでいる
こんなん真上に落ちてきたら
まじ
ヤバイな
ま、そんときゃそんな運命だったとあきらめることにしよう
運転席のシヴァ神にただ祈るのみ
バスのドアは開けっ放し
すぐ横は崖で
眼下は河
バスは上下左右にバウンドし
何時間もUSJのアトラクションに乗っているのとおんなじ
詳しく説明したら
バックトゥザフューチャーとスパイダーマンをたして2で割った感じ
途中バスがとまった
ちょうど小さな寺院の横に
ささっと夫婦らしき二人が降りる
ちいさな祠の横にプジャリさんがいて
なにやらプージャが始まった
バスの運転手も乗客も
べつだん何も特別なことだというふうでなく
私も
あらまーなんか始まったね
で、いつまでとまってんのかしらん
ってなかんじ
ひととおりプージャを終えたら
何事もなかったかのようにご夫婦は席に戻り
バスは出発
この国はフリーダムだ
トラックが立ち往生しているのを誘導したり
結婚式真っ最中なカップルがいたり
のんびりとバスは走る
ちゃんとチャイ休憩や
ごはん休憩もある
昔はバスの休憩するとこの食堂ってクソまずいイメージやったけど
めっちゃおいしかった
やたらお世話してくれるインド人がいて
今から15分休憩だよ
とか
ここでごはん食べなさいとか
本当にインド人っておせっかいだ
それもまたインドに帰りたい病にさせる要因だ
夕方5時過ぎ
ウッタラカーシに到着
目的のシバナンダクティールはどこなの?
いろんな人に尋ねるが
なかなかわからない
日も暮れかけ
ようやく町から20分くらいジープで走ったところのクティールに到着
が、今はTT後半でヴァケーションなど一切受け付けていないとのこと
ありゃぁまぁ
どうしましょ
もう夜やしあたりは山やし途方に暮れるやん
そこでシバナンダクティールのスワミジが近くの宿を紹介してくれた
ついてすぐ大嵐
停電やし
お宿代は聞いてびっくり
一泊1200ルピー!!!
ふたりで割っても600ルピー!!!
今まで一泊100ルピーのとこやったから
清水の舞台から飛び降りるどころではない
とりあえず夜も遅いしあたりは山と川なので一泊お世話になることにした
一夜明けて
目の前の景色を観たら
なんと美しい!!!
ゲストハウスの真ん前がガンガー
サットヴァやぁ
ゲストハウスのすぐ近くに
シヴァナンダクティール
こんなとこでTTなんてステキやぁ
そして村人たちもいい顔してる
結局クティールに滞在できなかったことが幸いし
またまた
おもしろい経験ができたのです
そのお話は
続く~