毎週食材を届けてもらっている中に冊子が入っていました。
定期的に入っている冊子なんですが今回は土井善晴さんのお話が載っていました。
ほんの数ページだけなんだけど、ハッとさせられることがたくさん書いてありました。
「”ええかげん”とは自分で考えることです。」
「簡単なことを丁寧にすることです。丁寧にするということは集中することです。洗い物だって集中すれば面白くなります。テレビを見たいと思って洗うと、心あらずになるでしょう。すると、今という時間がとても嫌なものになるのです。心を体の中に留める。そうするといろんなことが変わってきますよ。全く違う世界が生まれます。」
「入れるもので全然違うものになるのでお味噌汁には無限の変化があります。美味しいとかまずいとかは大きな問題ではないことがわかります。未知の世界で、違いに気づくことが大事なのです。」
「”料理する人”はいつも冷静。それは食べる人のこと、家族を思う心が強くあるからです。料理すると自動的に食べる人のことを思うのです。自然と家族を思うのです。一人暮らしで料理して食べれば、何より自分を大切にすることになるのです。料理する人を大切にしてください。」
一番大切なのは
一生懸命生活するということ
一生懸命したことは
一番純粋なことであり
もっとも美しく
尊いことです 土井義晴