2013年8月21日水曜日

嗚呼 素晴らしきかな Maya !

毎回とっても楽しみにしているマーク先生のおはなし

今回のテーマは「ヴィシュヌ」

賢者ナーラダがヴィシュヌにこう尋ねることからお話がはじまります

「マーヤーとはなんですか?」

そしてヴィシュヌはあらゆる方法でナーラダにマーヤーとは?を現してゆきます

インドの神話ってほんとうにおもしろい

マーヤーとは?

イリュージョン?

この物質世界はマーヤーだといいます

じゃあなんのためにそれはあるの?

たくさん経験するためにあるのです

何を経験するため?

自分とは何か?何のために生まれてきたのか?

を経験するために

そしてそれは自分自身の中の神聖さに触れるため

そのためにこの世界=マーヤーがある

内なる神聖さに触れるとき

その神聖さから創造されるものはマーヤーから生まれるのではなく

そのマーヤーの源

すべての源から創造されるもの

日々の生活の中に沸き起こる

家族や恋人や花や蝶やこの世のあらゆるものへの

愛する気持ち

愛おしく想う気持ち

そのハートとハートのつながりこそが源と触れている神聖さ

ハートの中の均衡な状態

ヴィシュヌはその均衡さを現す神

マーヤーとは

その神聖さに触れさせてくれる素晴らしき世界

それとともに既成概念

ものごとはこうあるべき

という概念がマーヤー

その概念をこえたところに神聖さが宿る

神聖さから創造される行いは

行いではなくなる

それはただただ

「愛」なんだ