2022年11月25日金曜日

自称アフターコロナのインドへ行ってきた〜日本へ帰れない!編〜

 positive reaction diary Episode 1 ⁡

出国72時間前の陰性証明のためのPCR検査。
この旅で1番の気がかりなことだ。 近くの病院でやってくれるのか? 
チェンナイ市内に戻らないといけないのか? 予約はできるのか?
チェンナイの日本領事館のホームページに載っていたところへメールするが返事はなし。
領事館に連絡したら、メールではなく病院へ電話で予約してくださいとのこと。 
日本で買って入れていったSIMはインターネットのみで通話はできない。 
アシュラムに滞在していたので、とにかくアシュラムに一度聞いてみよう!ということになった。
どこか検査できる病院がないか聞くと、すぐにラボの人を紹介してくれた。
ラボの方に会わせてもらい、日本の公式の書式を見てもらい、検査方法などを確認して、採取日をきめる。 神ーーー〜
72時間前に書類が出せるよう計算して、アシュラムに採取に来てくれることになったのだ。 なんとありがたい。
⁡7月9日 ごはん前にアシュラムの方が、ランチの後に採取するからとおしえてくれる。 
ランチ後、どこでするんかなーーと思いきや、こっちこっち、とアシュラムの庭で野外鼻咽喉検査実施。さすがインド〜 ⁡

7月10日 検査結果は11日朝に書類をもらう予定だったが、夕方アシュラムに行くと呼び止められる。 
“K!Kは誰だ?!ポジティブの結果が出たから今すぐ部屋に帰りなさい”と言われる。
”Kて私やん・・・がちょーーーーーん”
実は検査の前日から少し喉がイガイガしていた。 検査当日の朝は少し喉が痛かったのだ。
まさかやーーーー ⁡ 

7月11日 帰国は真夜中の便だったので、この日の午後にアシュラムからチェンナイへタクシーで行く予定だった。 
が、陽性のため友達二人はタクシーでチェンナイへ。
私は一人でアシュラムに残ることになった。うぇーん。
 一番の心配はSIMがあと数日で切れてしまい、ネットが使えなくなること。
数年前に来た時はネットカフェがあって、そこでSIMを入れてもらったことがあった。
ご存じないかもしれないけど、インドでSIMを入れるにはなかなか手こずるのだ。 
けれどもそこのネットカフェでサクッと入れてもらえて感動したことがあった。
今はネットカフェでなく、旅行会社になっていたが、もしかしたら入れてくれるかも?と思い、友達に頼んで聞いてもらったらなんと、入れてくれるということに! 
助かったあーーー神ーーーー✨ 
ネット問題も解決し、友達二人はチェンナイへ。
友達がアシュラムの事務所で聞いたところによると、私もチェンナイの病院へ受診に行かなければならないから待っていなさいと言われたようだが、どうやら行き違いで、待てど暮らせど迎えは来ない。食事も来ない。 丸一日食べてない。 夕方まで待っても誰も来ないので、仕方なくアシュラムの事務所に聞きに行ってみた。
”そんなことは言っていない。ここにいてもいいし、チェンナイに行って病院で受診してもいいし、どちらでもいいよ”とのことだった。
お腹すいたーというとすぐにチャイを持ってきてくれた。しみるーーう 
聞く人によって答えが違うのはインドのお家芸だ。
さて、どうしよう。 
ここにいるべきか否か。 
領事館に今の隔離期間は何日なのか?どうすればいいか?と連絡してみる。が、ウェブサイトの病院に電話してみてください。との返事。冷たい。
そーだ、まずはこのあたりで受診しよう。
そう思って、アシュラムのカンナムジが部屋まで食事を運んでくれた時に、この辺りでいい病院がないか聞いてみた。
すると、 “あなたはコロナだから受診はできません。往診もできません。薬が欲しいなら私が買って持ってきます”と、優しく諭される。

7月12日 朝食をカンナムジが持ってきてくれる。
娘に海外旅行の保険会社に問い合わせてもらったら、受診してくださいと言われたので、もう一度、どうしても受診したいですと伝えてみた。
しばらく考えて”それでは入院しますか?”
”はい、します!”
”わかりました、連絡してみます”ということに。 
しばらくするとカンナムジが来て”あと30分で救急車が来ます。4日分の用意をして後の荷物は置いておきなさい”と言われる。 
急いで用意をして、救急車を待つ。
初インドの救急車。なんだか、、、不謹慎やけどちょっと嬉しい。
救急車に乗る。 中は思っていたよりちょっときれい。 
が、道がガッタガタでお尻が浮くほど揺れる。



20分ほどで病院に到着。 あたりはのどかで田舎の清潔な病院っていう感じだ。
平家と二階建ての横長の建物。 
椰子の木や竹林や大きな木々に囲まれている。 



カンナムジも一緒に来てくれて、受付から何から、全ての手配をしてくれる。
親切すぎる。
手続きは全て済ませてくれ、個室に案内される。
5000ルピーのデポジットをカードで払おうとしたが、ネットがうまくいかず、キャッシュで4000ルピー支払う。 
救急車が2500ルピーだったそうでそれもカンナムジ個人が立て替えてくれた。 もう感謝しかない。 








ということで、入院までのリポートでした。 続くぅ〜