2013年5月7日火曜日

Isvaraの響き



朝早く起きて

一杯のチャイを飲み

テンプルにお参りを終えると

ぷじゃスワミジが作ったというキールタンホールへ

小さな小さなそのホールに毎朝5時半に

おじいさんがやってくる

手慣れた様子で祭壇を掃除し

壁際のいつもの場所に腰を据えると

マントラを唱え始める

その細く年老いた身体から

想像することもできないような声で

ハレラーマハレラーマ

ハレクリシュナーハレクリシュナ

クリシュナクリシュナ

ハレハーレー

小さなホールに響き渡るその音は

まさにイーシュワラの響きそのもの

美しいその響きに

自然と頬を涙がつたう

もう何もいらない

こうしてただ「ある」ことが

幸せに満ちている

静かにホールを出て

そのままガンガーにへと向かう

澄んだ空気の中で

ガンガーへと身を浸し

一日がはじまる


おじいさんは

誰もいない小さなホールで

唄い続けている



明日も

あさっても

そのまた次の日も

Hari om.