2013年6月10日月曜日

雨のち・・・

昨日テレビで東日本大震災の被災地に写経を広めている薬師寺のお坊さんが出ていた

家族を亡くし悲しみに暮れる人たちに

写経をすることによって外へと向かう意識を内へと向けていくお手伝いをする

家族を津波で流されてしまった人の悲しみ

その悲しみの前に僧侶は言葉を失う

般若心経の言葉

色即是空

空即是色

深い悲しみを前に

この言葉の持つ意味を果たして伝えていいものかと悩む


この世の中は思い通りにならないことばかりだと認識すること

お坊さんはこのことを

「覚悟」

と置き換えていた



写経を終えた後にひと言づつ書いてもらう欄がある

そこに書かれていた言葉

「心が無になりました」



伝える側はついあれこれと思い悩む

そこで大切なのは

結果を手放し

ただ伝えるということ

受け取る方がどう受け止めるか

どう気づいていくかは

伝える側にはわからないのだ

ただただ伝えたいという思いで行いをする

準備ができていればそこに気づきが生まれる

ただそれだけのことなんだ



深い深い悲しみの底にあるとき

ちょっと深呼吸して

写経をしたり

ヨーガをしたり

唄をうたうのもいいし

なにか頭を一度からっぽにできることに身をおくと

ちょっと違った角度で世界が見えてくるかもしれない


そう

上がらない雨はないんやから






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